藁の楯

どうせ死刑になるなら
もっとやっておけば良かったかなって。

あらすじ:少女殺人事件で指名手配中の犯人、清丸を殺せば10億円払うという新聞広告が出された。出したのは孫娘を殺された経済界の大物・蜷川。殺されると感じた清丸は自首し、5人の刑事らによる清丸の移送が始まるが、10億円欲しさに警察内部からも殺しにくる状態になり、5人は誰が味方で誰が敵なのかが分からず..

正義とは？

どんなに重い犯罪を犯した人間でも、法の下の平等、裁かれるまでは保護される。

この国の法律と、人間の恨み悲しみ憎しみ怒り欲望、想いがぶつかり合う。
自分の大切な人を殺した人間が目の前にいても、あなたは平常心でいれますか？

その人を殺せば自分も同等の犯罪者になってしまう。心の葛藤がビシビシと響き、

全てを見終えた後の“藁の楯”というタイトルが身に染みる映画です。